のぼりまつり ちょっとSSめいたものを/ 1話目
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ヒ ト シ

Author:ヒ ト シ
レッスルエンジェルスのリプレイ(主にSFC)を元にしてオリジナルストーリや絵などをやっています。
また、コミケでは『不味いかれー屋』として同人誌を作らせていただいてます。
ものぐさな者ですがどうぞ宜しく。

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ちょっとSSめいたものを/ 1話目

以前に千種との試合の絵をUPしましたが
少し考えてみたら今まで20代以降の沢登さんの
ストーリーを描いたことがなかったので
いい機会かなと思いブログでは不定期にこの勝負を
毎回1カット入りでSSめいた続き物にしてみようかなと思いました。
ではストーリーは続きを読む以下からご覧になれます。

結城千種vs沢登真美

沢登「えっ!?まだ!??」

試合開始いきなりフェイントを掛けられて腰を千種に
取られた真美は抵抗する間もなくサイドスープレックス
背中から真っ逆さまに打ち付けられた。しかしこれは
序章でしかなかった。EWAでのシビアなレスリングに裏打ちされた
千種の投げのテクニックは今まで後野にさんざん辛酸を舐めさせられた
グラウンド主体のサブミッションレスリングとはまた違った怖さが、ある。

その証拠とばかりに真美をマットに叩きつけてもその腰に巻きつけた
両手のクラッチは微塵も緩んでいない。千種は半身を起こすと
今度はそのままうつ伏せで必死にマットにへばりついて
投げられるのを防ごうとする真美の抵抗を気にすることもなく
カレリンズ・リフトの要領でその体を持ち上げ・・・

千種「はああぁぁっ!!!」

ちだねカレリンズリフト


強引にマットに叩きつけた!!

沢登「うくっっっ!!!!!」

やや千種より大きめで馬力にも相応の自信のある真美を引きはがして
簡単に投げてしまう千種のパワーと投げのテクニックに真美は目を
白黒させ文字通りその強さを痛感した!
しかし千種の猛攻はまだ止まらない!クラッチは外したもののそのまま
マットに叩きつけられた真美の上体に組み付きながら抱え込み
ネックロックを仕掛けてきたのだ!

沢登「いっ・・・いけないっ!!」
咄嗟に自分と千種との間に右膝を滑り込ますと脚で覆いかぶさりに来た
千種を跳ね飛ばしながらブリッジをしながら左足でマットを蹴って
猛烈な攻撃を仕掛ける千種から距離を取ることに成功した。

ここは千種以上のグラウンドのテクニックを誇る後野との死闘を経験した
真美にとっては必然的に身に着けた技術だった。

千種「ふふっ。そうでなきゃ!この位の攻めで根をあげる娘が
うちのリングにメインで上がられちゃ困るもの!!」


取り損なった事を悔しがる気配すら見せない千種の余裕と
闘志に真美は息を飲んだ・・・。

沢登「結城さん・・・・・・!」
背中に流れる冷たい汗は恐怖を感じている証拠だ。しかし呑まれては
夢に見た新女のビッグマッチが不本意に終わってしまう。
唇をかみしめると真美は勇気を振り絞って構えなおす

沢登「これもメインイベンターの試練なのね・・・!」



沢登「わたしが新女でセミファイナルですか?…ほ…本当ですか!?」
場面はさかのぼり春の兆しも見えてきた2月の末に新女側から彼女の
いる団体にオファーが来た。

5月の東京有明の大会で交流戦として新女に挑戦してほしいと名指しで
連絡が入ったのだ。その相手は「めぐちぐ」の愛称で新女に君臨する
ひとり、結城千種だった。しかも1万人規模の大会場での試合で、
メインイベントは武藤めぐみとジャニス・クレアとの間での
タイトルマッチが控えているという。

沢登「すっごく光栄です!!ぅわぁ~~~~」
試合中でヒートアップした時を除けば穏やかではにかみ屋の彼女が
まるで小学生の少女のように顔をほころばせて感激しているのだ。
それもそのはず、かって小中学生のころ憧れたマイティ祐希子はじめ
多くの超一流の選手が競い合った新女のメインイベントクラスに
まさか向こうから指名で参戦要望が来るとは夢にも思っていなかった
からだ。

確かにこの団体から新女のメインイベントに参戦したことのある選手は
後野まつり、皆川晴美に続いての3人目だ。
しかし後野は団体側も新女も全く予定してない独断の殴り込み、
皆川は新女の参戦の誘いにたいし団体が送り込んだ形である。

沢登「結城さんに挑戦させてもらえるからには失礼の無いよう
きっちりと良い試合ができるように頑張らなきゃ・・・!」

その知らせを聞いてからいつも量と密度ともにしっかりした彼女の
練習はさらに熱が入りコンディションの調整にも心を砕いたという。

それはひとえに外様の挑戦者とはいえまだ少女だった頃に夢見た
新女の大舞台を任されるという嬉しさと喜びに他ならなかった。




そしてシリーズ開始後、予想はしていたがマット界の盟主である新女の多くの選手、
特に中堅や同世代からは鋭い視線を受け、紹介を兼ねて参戦した
試合では何度か仕掛けられた。

だが後野との抗争を経験したことのある彼女はそれらを巧く封じ
必要以上に試合を荒立てることなく切り抜けられた。
また新女でも以前一緒に闘った事のある仲の良い西町がとりなし役を
してくれたのでリング外でもどうにかエスカレーションを防ぐことが出来たのだ。



沢登「おかげでどうにか結城さんとの試合まで大ごとに
ならなずに済んだわ。本当にありがとう!
・・・もし都合が悪くなければまた前みたいに越境タッグ
組んで貰えるかな?」

西町「うん、組めるのたのしみにしてるから

お互い性格の波長が合うおかげか以前ともに闘う機会のあった
西町に見送られ花道を歩みリングインすると青コーナーに
静かに控える。すると程なくしてカクテルライトと歓声に
迎えられながら赤コーナーに名実ともに新女の顔ともいうべき
2大エースの一角、結城千種が赤コーナーを背に現れた。

天真爛漫、天衣無縫と形容された彼女も今は新女を背負う立場…
言い換えれば日本女子プロレス界を背負うといっても過言ではない。
以前のような可愛らしさも残っているが真美を見据える瞳はどことなく
不思議なプレッシャーを相手に与える凄みを帯びていた。

昨年マイティ祐希子が年齢によるコンディションの衰えから
『マイティ祐希子としての闘いが出来なくなった』と言い残し
現役を去った後にその事実は武藤めぐみと結城千種に重く圧し掛かったのだ。

沢登「胸をお借りします!結城さん!」
少し怖気づいた心を隠しながら両手で握手を求める真美に千種は
右手だけの握手を返すと静かに応えた。

千種「ごめんなさいね。私をつぶす気持ちで来ないと大変な目に合うわよ」

それまでの明るく優しいイメージの千種が言い放った言葉の真意を
理解しかねたまま真美はこの厳しい勝負に挑まなければならない





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コメント

拍手レスです~

fk様に続きとても魂のこもった素晴らしい拍手を
頂戴いたしました!^^

>この間、太股~的なことをコメントさせていただいた者です。
ありがとうございます!^^

変な話ですが千種みたいなレッスルのスターと対戦相手として
絡ませるというのがどうも怖かったのですが
あのコメントのおかげで続け物としてやっていこうと
決心つきました。^^;

サイドスープレックスのときに書きましたがゆっこ始めとする
黄金世代が徐々に勇退していくなか代を引き継ぎ
マットを盛り上げなければならないめぐちぐ、
そしてそれに挑戦しなければならない沢登さん始めとする
それよりも若いレスラーたち…

お互いさらに一皮むけたスタイルも要求されるなら
描いてみる価値もあるかと感じられました。
そういう事でこちらで仰るように
>緊張やプレッシャーなどで固くなった身体もこの2発で解れ
トップとしての厳しさを千種に持ってもらい
それに触発されて沢登さんもそれに応えられる
ファイトをしてほしい、やらなければならないと思います!

>プロレスに憧れていた所や、力強い馬力、努力型、
>絶対に諦めない根性など、真美と千種って似てるなぁっと

スケールを一回り小さくした千種…みたいな感じでしょうか。
体格はやや千種よりも大きいのに・・・orz
オリジナル設定でシュートで後野に対抗できるように
足技の打撃を強化してはありますがw

でもだからこそ千種も壁になってあげないとと思っていたら嬉しいなぁ
そして期待に応えて一回り大きくなれたら・・・

>おかげで、後野の強さがすごいことに(笑)

そう仰っていただけると本当に同人冥利に尽きます!^^
後野は強くて魅せる試合が出来るし団体に属しながら
フリーダムに動けるだけのアクや個性をもっているので
そのあたりで沢登さんとはそりが合わない・・・

けど後野は屈辱にゆがむ優等生の顔を見るのが快感なのと
気を抜くと反撃で不覚をとりかねないスリルを楽しんで
絡んでくるんだろうな~と思います。

>名声、実力ともに強力なボスキャラ女王様となった後野に挑む沢登真美
まさか後野はめぐちぐや外国勢も打ち破りIWWF王座にッ・・・!?
そして挑戦者・沢登真美!!
凄い!リングサイドチケットを観戦用、保存用、布教用の3枚買わなきゃ!!
試合が決まった時に顔を今にも沸騰しそうなまでに顔を真っ赤に染めて
喜びと不安、自分を落ち着かせようとあたふたする彼女の様子が浮かびます!!^^

とても暖かく優しいコメントありがとうございます^^
きっと沢登さんも期待に応えられるよう頑張ってくれると思います!
では第2話でもどうぞよろしくお願いいたします^^

Re: タイトルなし

fk様
さっそくのレスありがとうございます^^
> 「真美、メインイベントを任させる」
> 真美、立派に成長しましたね。


もともと小・中学生時代に活躍するゆっこ世代や理沙子世代に
憧れて特別なスポーツの実績はないですが頑張ってレスラーに
なっただろう努力肌タイプだけにここまでやってこれたと
思っています!

> ここまで成長するのに、どれだけ努力を重ねたか、想像するだけで興奮しました。
私のイメージで荒れくれファイターやシュータータイプに対して
真正面から闘えるのは努力を重ねて手に入れたフィジカルと
テクニックの強さと元々持っていた
一本気な性格のおかげだと思っています。

そしてその強さを手に入れるまでにどれほど後野らに落とされたり骨折寸前まで
極められたりしたのか考えると途中で心が折れなかった沢登さんは
本当に頑張ったと思います!!マジメに

ただ、逆にそういったマジメさと余裕の少なさが試合の幅がパターン化しやすい
原因になってるのかも・・・
その辺りが皆川の方が優れていてむしろ普段は団体の正規軍№2辺りで
脇を固めているタイプなのかも・・・

でも外敵や後野らとの抗争になれば最も頼りになる存在だったり
必要以上に前に出ないけど重要で欠かせない選手になっています!

> 他にも「成長した真美、まつりをようやく倒す」なども見てみたいです。
ある意味『後野越え』こそが私のストーリーのテーマなのでいずれ必ず!

すぐに!・・・と話の展開上言えないところが申し訳ないのですがボスキャラの
女王様との決戦は彼女に与えられた使命ですから!

うわぁ…後野の存在と実力がメチャメチャインフレしてるようなw

いつもご覧くださりありがとうございます!!
温かい声援で彼女もより一層頑張れると思いますので
これからもよろしくお願いいたします<(_ _)>

「真美、メインイベントを任させる」
真美、立派に成長しましたね。
ここまで成長するのに、どれだけ努力を重ねたか、想像するだけで興奮しました。
他にも「成長した真美、まつりをようやく倒す」なども見てみたいです。

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